無添加化粧品〜肌トラブルは何故起こる?
現代では、肌トラブルに悩む女性が急増しています。
ニキビや吹き出物、敏感肌にアレルギー肌、シミ、しわ、たるみ...
美肌を願う女性にとって、これらはどれも深刻な悩みです。
では、なぜこのような肌トラブルが起こってしまうのでしょうか?
肌は表面から順に「表皮」「真皮」「皮下脂肪組織」の3つのゾーンで成り立っています。
表皮は、厚さがわずか0.1〜0.2ミリ。
しかし、この部分は外界の異物から肌を守るとても大切な部分。
その表皮も、上から「角質層」「顆粒層」「基底層」で成り立ち、このバリアが傷つけられると、一番下の「基底層」は大きくダメージを受けてしまいます。
この基底層は、すぐ下を流れる血管から栄養を受け取ったり、老廃物を引き渡したりする大切な場所。この部分までダメージを受けると、肌の生まれ変わりがスムーズにいかなくなり、結果としてとても深刻な問題を引き起こしてしまいます。
また、基底層は強い膜で出来ているため、真皮を保護するという役目もあります。
真皮まで及んだ傷は元には戻らないため、真皮をガードしているわけです。
また、基底層にはメラノサイトがあり、メラニン色素が作られています。これは真皮に紫外線が届かないようにブロックするためのものです。 紫外線を浴びるとメラニン色素が生成されますが、沢山作られたメラニン色素は蓄積されやすく、真皮まで通り抜けるとシミとなって残ることがあります。
トラブルの原因には「内的要因」と「外的要因」があります。 内的要因とは、睡眠不足やストレスなどがあげられます。 一方、外的要因は、紫外線や乾燥など、外側から肌を脅かすもの。
しかし、最も肌に直接的に働きかけているのは、普段日常的に使用している化粧品なのです。これをどう選ぶかによって肌状態、ひいては肌年齢、見た目年齢まで変えてしまいます。 これは意外にも見落とされている事実なのです。
美しくトラブルのない美肌を作るためにかかせないのは、バランスの良い食事に十分な睡眠、ストレスを避けることやタバコを吸わないなどの心がけがもちろん必要です。
不規則な生活は、ホルモンのバランスを崩し皮膚の抵抗力を弱めます。
肌は内臓の鏡と言われます。これらを心がけることにより、身体の中から美しい肌が作られていきます。
また、化学物質は今の世の中、排ガスからタバコ、食品中から化粧品の成分など、あらゆるところに存在しています。その中でも特にお肌に関係するのは化粧品です。
合成界面活性剤や合成ポリマー、その他の化学物質の中には、水や有効成分を浸透させたり化粧品の形状を整えたり見た目を良くするために使用されているものもあります。これらは私たちの肌には全く不要なものです。
不要なだけならまだしも、長期にわたって使うことにより悪影響を及ぼしてしまうのです。
肌トラブルを避けるためにも、化粧品を肌バリアを壊さないものに変えることはとても重要なのです。