シミを防ぐ洗顔法
シミは、しわ・たるみと並び、アンチエイジング世代の大きな悩みの一つです。
お肌が紫外線などの刺激を受けると、基底層にあるメラノサイトに「メラニンを作れ」と司令を出します。一度刺激を受けると、メラニンは約2週間作り続けると言われています。
加齢により血行が悪くなると、細胞の隅々に栄養が行き渡らず細胞の生まれ変わる力が低下します。すると、メラニンを含んだ細胞は肌の外へ押し出されずに残ります。
これがシミです。
出来たシミに紫外線が当たるとさらに色が黒くなってしまいます。
シミに対する対処法の大きな柱は、ターンオーバーを早めてメラニンを出すこと、そして、徹底的な紫外線防止、これに尽きます。
ターンオーバーを早める為には、とにかく洗顔が大切。無添加石鹸を使い丁寧に朝晩洗顔します。
シミのあるお肌というのは、もともと血行が悪いので、洗顔をおろそかにすると、シミどんどんは増えていきます。
その後は十分な保湿と十分な紫外線対策。これを実行すれば、基本的に美白美容液は必要ありません。
でも、「無添加化粧品に移行したいけれど、ずっと使っていた美白美容液を急に止めるのは不安」...
そんな方もいるでしょう。
美白美容液とは、ビタミンC誘導体やアルブチン・ルシノール・油溶性甘草エキス・コウジ酸・マグノリグナンなどの美白成分を配合し、シミの予防や改善を目指した化粧品の一種です。
ただ、これらの成分の中には刺激の強いものも多く見受けられます。
お肌に極力負担をかけずにお肌の自然な再生能力を最大限引き出すことが、無添加化粧品を使う最も大きな意義なので、刺激の強い化粧品で肌を傷めてしまっては元も子もありません。